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サントリー「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」(Suntory「The Premium Malt's Master's Dream」)〔瓶〕[2015.03.18]

【1st review in twitter】発酵感もあるが行き過ぎす程よく麦も香る黄金色の液体。マッタリとした粘度と麦の穀物っぽいざらっとした苦味が主体。温まると香りが花開くが苦味のエグさも強くなりバランスが崩れる印象。

【追記】麦麦しい香りなんですが、発酵的な変なクセもなく、割と万人受けしそうな「いい香り」でした。

色から見ても味の濃厚さに期待が募るところですが、飲んだ感じもモルト感はありましたね。ミディアム程度だと思いますが、いわゆるボディの重さがあり、味をノドで受け止めるように飲みました。

例によって、少し温度を上げてから味わってみると、香りは更に芳醇さを増しましたが、モルト感がピーキーというか、苦さが増す感じがあり、好みが分かれるような気がしました。


さて、公式ホームページでは、

●中味について ― “多重奏で、濃密。”な味わい ―
「ダイヤモンド麦芽」をはじめとする「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドの素材へのこだわりに加え、その素材の魅力を徹底的に引き出す当社独自の新技術・製法により、「深いコク」「柔らかな苦味」「ほのかな甘味」「心地よい香り」が折り重なる“多重奏で、濃密。”な味わいを実現しました。 
(1)ダイヤモンド麦芽使用
チェコおよびその周辺国で収穫・製麦された、上質で深いコクが特長の希少な「ダイヤモンド麦芽」を使用しています。 
(2)トリプルデコクション製法
「デコクション製法」は、仕込み釜で麦芽を一気に煮出し、濃厚で芳しい麦汁を抽出する製法です。今回は、「ダイヤモンド麦芽」の魅力を最大限に引き出すため、手間と時間をかけ、この煮沸工程を3度繰り返す「トリプルデコクション製法」を採用しています。 
(3)銅炊き仕込み
ビールの本場チェコに伝わる伝統的な製法をもとに、当社の知見・技術を活かして革新した新設備「銅製循環型ケトル」を導入。高い熱伝導率を持つ「銅」を使って麦汁を炊くことにより、より厚みのある味わい、芳しさを引き出しました。(「公式>「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリーム」 新発売 ― 醸造家たちが目指した、“夢のビール”がついに登場 ―」より。)


ふむ。
「深いコク」「柔らかな苦味」「ほのかな甘味」「心地よい香り」が折り重なる“多重奏で、濃密。”な味わいを実現しました。 

まあ確かに。
強いて言えば、苦味が柔らかかったかは若干悩みますが。


また、商品名の「ドリーム」とは何か?
醸造家たちには夢があった。
まだ世界のどこにもない、心が震えるほどにうまいビールをつくりこと。
そして辿り着いた、夢のビール。
効率や生産性ではなく、ただ、うまさだけを追い求めた、ザ・プレムアム・モルツのもうひとつの挑戦。
そう、醸造家たちがこだわり抜いたビールはこんなにもうまいのだ。
(「公式>「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリーム」より。)

組織が大きくなると、醸造家さんの意見は通りづらかったんだろうな…、なんてネガティヴな妄想しちゃいますが、この商品で実現できたのでしょうか?

特設ページでは、少しストーリー風に語られていますので、興味のある方はそちらもどぞ。

飲むタイミング(温度とか)と人を選ぶのかもしれないかなって思いました。



【公式ホームページ】サントリー


【蛇足】
びーるマニアな部分での個人的な感想として2点。

  • プレミアム・モルツシリーズである必要があったの?
  • プロトタイプでも良かったんじゃないの?(某他社じゃないけど)

というあたりがなんとなく。

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